海外ドラマ

[完結]AMERICAN GOTHIC:連続殺人鬼は誰なのか。裕福な一族を襲う疑惑の行方は。

海外ドラマ好きのNOJOMINが、完結済で視聴を終えたドラマの中でも、印象に残っているものやオススメの作品について書かせていただきたいと思います。

なるべくネタバレしないように気をつけていますが、「観るまでストーリーは一切知りたくない」方はご覧になりませんようお願いします。

大まかなあらすじ

事件の始まりはトンネル崩落事故

裕福なホーソーン一族の長女が市長選に立候補し、キャンペーンに向けた家族インタビューの事前準備のために一族が全員集合したまさにその日、トンネルの天井屋根を吊るすボルトが外れて崩落。

一族の保有する会社が建設に関わったトンネルの崩落はただでさえ頭の痛い事件である上に、その瓦礫の中から連続殺人犯シルバーベルキラーの唯一残した凶器のベルトが発見されたんだからもう大変。

連続殺人犯は一体誰なのか

その上、現場に必ず残され、その名前の由来となった銀のベルがホーソーン家の物置でこっそり発見される。

裕福な資産家のみを絞殺し、ある日突然犯行をやめて姿をくらました連続殺人鬼は、一族の一員なのか。それとも、一族の誰かだと思わせたい真犯人の裏工作か。

家族の過去の闇が明らかに

登場人物がさほど多くないので、連続殺人鬼候補はそれなりに絞られるのですが、それからが二転三転。

誰が殺人鬼なのか、なぜ殺人事件に巻き込まれることになるのか、そしてなぜ長男は失踪したのか。

それぞれの謎が紐解かれるに従って、ホーソーン家の過去が徐々に明らかになっていきます。

途中でなんとなく展開が読めてしまったところは残念ですが、それでも最後まで楽しむことが出来ました。

このドラマのおすすめポイント

登場人物の少なさ

かつて起きた事件の真犯人は誰か、というストーリーの割に非常に登場人物が少ないところがポイント。ホーソーン家のメンバーが有力な容疑者候補。そのうえ、それぞれに後ろ暗いところがあるから、よくわからない容疑者候補を増やすまでもなく、ストーリーを深めることもできています。

思いもよらな過ぎるのどんでん返しエピソードもなし

それぞれの登場人物の後ろ暗いところが描かれるものの、特に、一番最初に提示された謎が終始一貫して追及されていて、ストーリーが発散せずに綺麗にまとまっています。

なので、視聴者側も丹念にストーリーを追うことができますし、謎がひとつなので、程よいスピード感があって心地よい。

1シーズンでスッキリ完結

1シーズンでスッキリ観終えられるところは、海外ドラマ初心者には観やすいのではないでしょうか。

海外ドラマ初心者や、あまり長くて複雑なストーリーはちょっと、という方にはとてもオススメです。