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私と日焼け止めとの長い付き合い
幼い時はそんなことなかったように思うのですが、中学生くらいから、日に焼けると調子が悪くなり、発熱や発疹が出るようになりました。
そして発疹を受診しに行った皮膚科で紫外線アレルギーだと宣告されて以降、朝起きたら顔を洗ってスキンケアして日焼け止めをしっかり塗る生活を送るようになりました。
日焼け止めを塗らないなんてありえない生活を続けて20年以上。
試した日焼け止めの種類は数知れず、消費した日焼け止めの量も数知れず。
家族の付き合いで訪れたハワイでも一切日に焼けなかった私が、一番信頼している日焼け止めが資生堂のアネッサ。
紫外線アレルギー持ちの上に、人より紫外線を吸収し易いのかすぐに赤くなってしまう私にとって、しっかり塗れば絶対焼けないアネッサは、最高に信頼できる逸品なのです。
日焼け止めに求めること、それはとにかく焼けないこと
古今東西、様々なブランドからいろんな日焼け止めが出ています。
保湿効果があるとか、美白効果があるとか、香りがいいとか、肌色の補正効果があるとか。
けれど、日焼け止めに求められるべきは、やはり紫外線からいかに肌を守ってくれるのか、守り続けてくれるのか、ということ。
もちろん、毎日惜しみなく、顔や首は勿論、耳や襟足デコルテに、腕などなど、たっぷり塗れる容量と価格そして手に入りやすさも大事。
そういう意味ではアネッサは正直お手頃価格とは言いにくい。
けれど、紫外線アレルギーのため絶対焼きたくないない私にとって、絶対焼けないアネッサは、何者にも代えがたい。
そして通年で様々なタイプを使い分ける私のなかでも、紫外線対策の本番である夏は、金のアネッサで決まり!なのです。
金のアネッサの素晴らしいところ
だってさ、こんなに高SPFかつPA値なのに、塗りごごちもなかなかのもの。
そして今年は、汗・水にふれると、UVブロック膜が強くなる「アクアブースター技術」がさらに進化したんですって。汗や水に反応して密着力が増す、なんて汗ばむ季節に夢のような効果までついてきちゃってますよ。
そして、日焼け止めにおいて効果を持続させるために必要な、“塗り直し”に便利なスプレータイプも発売されています。
至れり尽くせりだ!
そして、例年、「やっぱりアネッサだな」っていう効果を発揮してくれるのに、毎年夏に向けてリニューアルした製品をリリースしてくださるところも本当に素晴らしい。
日焼け止めは塗り方にも注意してほしい
そんな日焼け止めですが、パッケージ記載のSPAやPA値の効果を得られる量に対し、一般的な塗布量がかなり少ないと言われています。
この記事によると、一般的には記載の効果が得られる量の半分以下の量しか塗っていないそうです。
そして何よりびっくりしたのがこの一文。
研究チームによれば、少ない量の日焼け止めを塗って低レベルの紫外線を浴びるよりも、適切な量の日焼け止めを塗って高レベルの紫外線を浴びた方が、結果として紫外線によるダメージは少なく抑えられるそうです。
うへー。見直すべきはSPF値より塗る量ですってよ、お嬢さん。
ここまで明確に記載した記事は読んでいませんでしたが、想定の塗布量よりも少なく塗っているらしいという情報を数年前に資生堂カウンターのBAさんに聞いて以来、BAさん推奨の方法でかなりしっかり量を塗るようにしています。
と言っても簡単。ちょっと多めかな、って思う量を塗って、少し時間を置いて、もう一度同じ量を塗るだけ。そう、「1回で適量塗れないなら、2度塗りしましょう」作戦。イエス大量消費!
でも焼きたくないんだから仕方ない。忘れがちな顎裏や耳後ろ、そして耳もしっかり塗ってくださいね。
男性にも日焼け止めはお薦めしたい
だって日焼けは火傷と一緒だから
というのも、日焼けって肌の炎症なんですよね。なので、体に負担の多い行為なんです。
私は紫外線アレルギーなのでその負担がちょっとでもあると体に顕著な反応が出ますが、そうでない人の体にも紫外線による悪影響や肌の炎症による負担がかかっています。
そのうえ、紫外線はDNAを傷つけるし、皮膚がんの原因にもなります。あのオーストラリアでは、「親が子に日焼け止めを塗ること」が法律で定められて法律で義務付けられているのです。
つまり、肌を白く保つためではなく、肌を紫外線から守り健康を保つために、日焼け止めは必要なんです。
日焼け止めを塗る=肌を白く保つ、だけじゃない
もちろん、日焼けは炎症、火傷と同じですから、できれはしないでほしいな、とは思います。
けれど、夏は軽く日焼けしたほうがかっこいい!っていうかたもいらっしゃると思います。かく言う私も、小麦色の肌は素敵だな、って思いますし。
けれど、年々強烈になる紫外線の中に、無防備で飛び出すのは絶対NG。SPFの低めの日焼け止めを塗って、肌の炎症を抑えつつ、徐々に肌を小麦色にしていただきたいな、と思っています。
小麦色の肌がステータスであるヨーロッパでは、肌をなめらかに小麦色に焼くための、低SPF値でスキンケア効果の高いサンスクリーンが売られていたりするそうです。日本でも、そう言うのがもっと一般的になればいいなと思っています。
ちなみに我が夫は、ようやく日焼け止め男子になりました
こんなサンケアに気を使っている私ではありますが、その反対に、夫は全くの無頓着。完全防御の妻に対し、ノーケアで日差しの中に出るタイプです。
ある炎天下のゴルフ帰り、肌はもちろんまっかっか、疲れ果ててグロッキー状態になった夫に対し、「日焼け止め塗ってラウンドしたら絶対に、絶対に体の負担が違うから!」と主張したところ、なんと次のゴルフの前日「日焼け止め塗りたい」と言い出したのです。
ここぞとばかりに、実はこっそり準備していた、塗りやすいテクスチャでお手頃価格(ここでアネッサ様を差し出さないあたり、私もケチだ)の日焼け止めを差し出したところ、持って出かけていきました。
そして帰ってきた翌日「日焼け止め塗った?日焼け止め塗るとちょっとは楽でしょ」と声をかけてみたら、「うん」と頷くわけですよ。
もう、私、心の中でガッツポーズ!
夫のことですから、こまめに塗り直すとかそいうことはなく、とにかくラウンド前と昼休憩くらいに塗ったくらいでしょう。
そんな状態ですから完全防御には程遠く、もちろん肌は赤く焼けてしまってはいます。
が、無防備に過ごしていた今までと比べると日焼け度合いはかなりダウン。それに従い、体のダルさもかなり違ったようで、それからゴルフや炎天下のお出かけの際は、必ず日焼け止めを塗るようになりました。
肌を守るためなのはもちろん、日焼け後特有の体の怠さも軽減できるので、特に夏の外出には、水分補給と同じくらい、日焼け対策も講じていただきたい!
アネッサに私が感じる唯一の相性の悪さ
そんな私にとってパーフェクトな金のアネッサですが、実は1つだけ相性の悪さを感じていたのです。
というのも、汗や水に強いアネッサ様なので、肌への密着力はかなりのもの。それを落とすためのクレンジング選びが、私にとってはなかなかに難しい。
基本薄化粧な私は、洗浄力が強くないミルクタイプのクレンジングを愛用しているのですが、流石に金のアネッサを完全に落としきれないようで、これを使い始めると、肌荒れを起こしやすいのですよ。
もちろん、この時期用に洗浄力の強いオイルクレンジングを用意しているのですが、クレンジング負けを起こさずに日々蓄積するアネッサの日焼け止めバリアを落とし切るのに最適な利用頻度がわからず、毎年必ずオイルクレンジングによる肌荒れを起こしてしまいます。
落としきれずに肌があれ、落としすぎて肌が荒れる。この間のちょうどいいポイントを行ってくる、私の肌に合うクレンジングを見つけられなくて苦労しておりました。
だけど、紫外線アレルギー持ちの私にとっては、焼けない>>>>肌荒れする、なので、仕方ないと思いつつ金のアネッサを愛用し続けていました。
が、なんと今年は、この微妙なラインをいってくれるクレンジングを見つけられた予感!なので肌荒れ無しで過ごすことができています。
ちなみに、5月くらいから金のアネッサにチェンジして、すでに60mlタイプが4本目に突入しそうです。そう、たっぷり塗ることが大事。
絶対焼きたくならいなら、金のアネッサをたっぷり塗って、かつしっかり塗り直せば大丈夫!おすすめです。