
収納の中で自立せずにへんにゃりしてしまうことの多いゴミ袋。
そもそもの事件始まりは、このゴミ袋の収納に頭を悩ませたことでした。
Contents
すべての発端はゴミ袋の収納問題
突っ張り棒を使ってみたり、プラスチックケースを使ってみたり。いろいろ工夫してみたけど、なんだかしっくりこないごみ袋収納。
普段の私なら、「ま、うまくいかないなら仕方ないか」とあっさり諦めるのに、今回ばかりは諦めきれませんでした。
それには理由があったんです。
夫にゴミ袋交換をしてもらいたかったんです
ゴミ袋収納の定位置を作って、家事をやらない男である我が夫に、せめてゴミ袋交換くらい自発的にやってもらいたかったんです。
だけど、そもそもいつもゴミ袋交換する私にすら、出しにくく扱いにくい収納じゃ、夫の助けは得られまい。
いろいろ考えネットでリサーチもし、思い切ってプラスチック製のゴミ袋収納専用ケースを買おうかとも思ったのですが、わざわざ詰め替えるのも正直面倒。
であれば、もとから箱に入ったタイプを買えばいいんじゃない?と思いたち、LOHACOでASKULオリジナルの箱入りタイプのゴミ袋(100枚入り)を買いました。
箱入りって便利
頼んだ翌日にさくっと届く箱入りゴミ袋。LOHACOって便利&クロネコヤマトさんありがとうございます。
早速使ってみると、すごく便利なのね。箱入りなので、自立するし、上に物も置けちゃいます。定位置を作るといった割に試行錯誤でコロコロ置き場所を買えているのですが、どこにおいても収まりがいいのです。
ビニルが強めの高密度のものを購入したので、ちょっとしたゴミの角で破れることもなく、あっという間にお気に入りに。
そして事件は起きました
深夜テンションって恐ろしい
一箱100枚入りなので、使っても使っても減ってるように見えません。主婦にとって恐怖でしかない“ゴミ袋を切らす”という絶望的事件も起こらず、とっても便利だなぁと。ゴミ袋収納の改善のために箱入りゴミ袋を買ったわけですが、箱入りである上に丈夫なゴミ袋を100枚という大容量で購入できて、いい買い物をしたと大変満足していました。
そして何故かある日の深夜、期限切れ間近のポイント消費のため、お得になっていた詰替用100枚×6個セットを、深夜テンションのままポチッと購入してしまいました。
そうです、あまり減っていない100枚入りの箱入りゴミ袋があるにもかからず、それに加えて600枚の詰め替え用ゴミ袋を買ってしまったんです!
届いて気づく。600枚って…
届いて気づく。ゴミ袋600枚って多すぎじゃない?何を血迷った?と。
でも、もう購入してしまったものは仕方がない。モノに不満があるわけではない。ただ、買いすぎただけ。
とりあえず収納場所を探して納めて扉を締めます。そして、消耗品だから淡々と消費していきましょう、と自分に言い聞かせました。
大量のゴミ袋在庫のある暮らし
600枚超えのゴミ袋ストックがある暮らし
こうして、600枚超えのゴミ袋在庫がある暮らしが始まりました。
正直場所は取りますが、家中の収納場所に分散収納(という名の、在庫隠し)しましたので、まぁなんとかなります。もともと100枚入りとはいえかなりコンパクトなので。
そんな感じで始まった600枚超えのゴミ袋ストックのある暮らし。これがなかなか、予想に反して良いんです。
まず、一箱100枚入り。数日に1枚しか使わない45リットルゴミ袋ですから、普通に使ってもなかなか減らない。100枚入りだから、ますます減っている気がしない。それが残り6つあるわけですから、うっかりゴミ袋を切らすなんて絶望的な事態は未だ起きていません。
うっかり切らしがちなゴミ袋が潤沢にあるって結構楽チン。600枚あるわけですから、ジャンジャン使おう、という気になります。
そんな暮らしを初めて、良いこといろいろありました。
ゴミ袋を破ることがなくなる
今までは、ゴミ袋にはパンパンになるまでゴミを入れてしまっていました。なので、ゴミを押し込んだ時にゴミの角で袋を破る、という事象が頻繁に発生していました。
が、在庫豊富なことによる心の余裕から、ゴミを無理に押し込むなんてことはなくなり、それによりゴミ袋を破ってしまうこともほぼなくなりました。
袋を破ってしまって、知らないうちに匂いや水分がもれてしまったときの絶望感と後始末の面倒臭さから開放されて、結構満足度が高いです。
積極的にゴミを捨てるようになる
ゴミ袋を消費するために、積極的にゴミを捨てるようになりました。
捨てたいものが見つかると、すぐにゴミ袋を持ってきて、そのなかにポイッと入れてしまいます。取り出しやすいゴミ袋って素晴らしい。
流石にゴミ袋在庫は豊富ですが、45リットルのゴミ袋に小さなゴミを一つ入れただけで、ゴミ置き場に出すような勿体無い使い方はしません。
となると、他に捨てるものがないか探すようになります。すると、見つかるんですよね、捨てられるものが。
そんなことを繰り返すうちに、捨てられなかったあれこれも、使ってなかったあれこれも、結構さっぱり捨てられるようになりました。
こまめにゴミを捨てるようになる
縛っても持ち手を作れるくらいの余裕をもってゴミ袋を使うようになって、ごみ捨ての頻度が上がりました。
我が家は多くの場合、夫の出勤時にゴミ出しをしてもらうことが多いのですが、ゴミ捨ての頻度は低いがゴミ袋が重くて持ちにくいより、軽くて持ちやすく頻度が高いほうが良いようで、好評です。
また、気温の高い季節でもこまめに捨てているので、ゴミの匂いが気になることがなくなりました。
夫がゴミ袋交換に積極的になった
ゴミ袋が、いつもの場所にある。箱入りなので、取り出しやすい。そしていつもたっぷりあるので、残量を気にして、妻に「そろそろ買ってきたほうがイイんじゃない」って声を掛ける必要もなくなりました。こんな条件が整った環境のおかげか、夫がゴミ袋交換に積極的になりました。
やっぱり取り出しやすいのと、残数を気にして妻にお知らせする必要が無いのは、かなり気楽みたいです。
「ゴミ袋いっぱいだから変えてよ」から「ゴミ袋いっぱいだから変えた方がいい?変えようか?」になり、今では知らないうちにゴミ袋交換を済ませてくれるようにまでなりました。
バンザイ!当初の目的は完全に達成されました。
正直なところ
いいことづくめの大量のゴミ袋ストックのある暮らしですが、正直今でも流石に600枚は買いすぎたと思っています。半数以下でも全然良かった。夫には在庫豊富だと入ったけど、実際の枚数は言っていないし、言わなきゃいけない事態は絶対に避けたい。
馬鹿をやったな、ということは自分でも嫌というほどわかっています。
が、ゴミ袋の多めのストック買いはかなり我が家のライフスタイルに合っているようです。
生活必需品で劣化のない消耗品は、案外箱買いがいいのかもしれません。今度から、小さなゴミ箱にセットするサイズの持ち手付きビニル袋や、食品保存や生ゴミ廃棄に使用する小さめビニル袋も箱買いしてみようと思います。
ただし、買い過ぎには、本当に注意したいと思います。