
海外ドラマ好きのNOJOMINが絶賛視聴中のドラマについて、ご紹介します。
この記事を読んでくださった方にもぜひ興味を持っていただき、あわよくば観てほしい!という思いを込めて記事を書いています。
なるべくネタバレしないように気をつけて紹介していますが、「観るまでストーリーは一切知りたくない」方はご覧になりませんようお願いします。
Contents
作品概要
複雑で難解なタトゥーを全身に施された女性が記憶喪失の状態で発見されたことをきっかけに、FBI捜査官たちはタトゥーの意味を解読するたびにそれが示唆する進行中の犯罪や陰謀に立ち向かうことになる。
オープニングで感じたゾクゾク感は本物だった!
タイムズ・スクエアに放置されたダッフルバッグ。装甲車の照明に照らされる中、誰も触れていないそのジッパーがゆっくりと開いていく瞬間、久々に背中がゾクゾク来ました。
そしてそのゾクゾク感で思いっきりハマって、あっという間に観終えました。
タトゥーは手がかり?それとも…
ダッフルバッグの中から登場する主人公の体に残されたタトゥーという手がかりを元に、ストーリーは展開していきます。
あまりに沢山の事件に関連する情報がちりばめられたタトゥー。FBIがこれまで検知すらできなかった犯罪に関するものもあるという衝撃。
タトゥーという手がかりをもとに事件を解決しているのか、それとも、それを彫った誰かに翻弄されているのか。
タトゥーに込められた情報の、あまりの多さと事件との関連の多さから、黒幕がどんな組織なのか、本当に気になります。
主人公ジェーンは一体何者なのか
そんなタトゥーで全身(本当に全身ですよ、容赦なく首まで入っていますよ)を覆われた姿で現れた主人公ジェーン(仮名)。彼女は、どこぞの強大な黒幕組織にこの壮大な陰謀の重要な駒として送り込まれた存在だと思いきや、どうやらそうではないようで。
なんと、彼女はこの事件の首謀者の一人と言っても過言ではないほどで、なんと自分で自分の記憶を消して、自分をFBIに送り込んだみたいなんです。
自分を自分たらしめる最も重要な要素である記憶を消しても、成功させる必要がある計画って何なのでしょうか。そして何より、記憶を消して、計画の意義や全貌すら忘れてしまっても必ず成功させる自信がある計画って、どれだけ用意周到に準備されたものなのか。想像だに恐ろしい。
登場人物がそれぞれ素敵なところもいい
FBIモノのドラマとくればギークな技術者が必ず登場するわけですが、今回はそれがブロンドの素敵なお嬢さんだったところも個人的にはかなりの高得点。
とは言え、彼女には登場早々悲しい出来事があり、なんだか波乱の予感。
もちろん主人公のジェーンもタトゥーに覆われたスキニーボディがセクシーだし、組織の計画のキーマンっぽいFBI捜査官のカートも、後退した額も含めて素敵でした。
登場人物の誰もがそれぞれに影を持っていて、特定の誰かが目立つわけでもないけど、みんな心惹かれるキャラクターなのも良かった。
衝撃のシーズンエンドから次シーズンへ
いやぁタトゥーを手がかりにすごい勢いで事件が解決されていくんですよ。なんだかシーズン1にしては展開のスピード早くない?このままだとシーズン1で黒幕登場かしら、くらいに思っていたら突然やってきた衝撃のシーズンエンド!
いろんな意味で救いがなく悲しい展開なのですが、それでも続くこの先にどんな展開が待っているのか楽しみ。
ただ、解明されてないタトゥーも謎も多すぎて、この伏線がちゃんと回収されるのか、発散せずにうまく収束して行くのか不安でもあります。
シーズン2はすでに本国では放映済みですが、シーズン3は更新されるんですかね。
先行き不安なところはありつつも、久しぶりの骨太なクライム・サスペンスですからオススメです。
このドラマに似ている!ここがおすすめ!
このドラマとちょっと似ているおすすめドラマ
- THE BLACKLIST:示された手掛かりをもとに事件を解決しているのか、手掛かりを残す誰かにいいように翻弄されているのか分からなくあたりが、共通点。こちらもとても面白い作品です。
- ARROW:技術部門のギークな責任者がブロンドの素敵なお嬢さんなところが共通点。パターソンがお好きな方は、きっとフェリシティも好きだと思う。きっと逆も然り。
このドラマのココがオススメ!
- とにかく展開が早い。このドラマの中でも重要なポイントとなる謎めいた機密事項として登場したデイライトの実態が、シーズン1で明らかになるとはびっくり。サスペンスにスピード感を求める方にオススメ。
- 捜査モノにありがちな、子供っぽいキャラクターがこの作品には登場せず。みんなそれぞれいい意味でも悪い意味でも大人。なので全体的に大人っぽい仕上がり。捜査員の子供っぽい掛け合いが苦手な方にはオススメ。