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[完結]Covert Affairs:新米CIA捜査官アニーは好感度がめちゃ高!思わず心から応援したくなるCIAスパイアクション。

海外ドラマ好きのNOJOMINが、完結済で視聴を終えたドラマの中でも、印象に残っているものやオススメの作品について書かせていただきたいと思います。

なるべくネタバレしないように気をつけていますが、「観るまでストーリーは一切知りたくない」方はご覧になりませんようお願いします。

作品概要

CIA(米国中央情報局)の諜報員(スパイ)として採用された女性の物語である。普通の女性だった主人公の女性アニー・ウォーカーが新米諜報員として世界各地でスリリングな任務をひとつひとつこなしつつ成長してゆく。

出典:Wikipedia コバート・アフェア

なお、本作品は、2014年12月のシーズン5をもって完結となりました。

主人公アニーの好感度がめっちゃ高い!

タイトルにも書いちゃうくらい、主人公のアニーの好感度がダントツに高い!

顔は可愛いけど胸は控えめ。非常に語学が堪能で将来有望なんだけど、ちょっと初々しくってドジっ子キャラな上に、結婚している姉夫婦の離れに居候中という、なんとも親近感を感じやすいキャラクター設定が、これまでの女性CIA捜査官像を完全に裏切っているところがイイ。

愛車もおっしゃれ~でいかにも高そうな高級外車じゃなくって、真っ赤で可愛いフォルクスワーゲン。その車のアクセルベタ踏みで、尾行してきた車を逆に追いかけちゃったりするんです。

今までのスパイドラマの女主人公といえば、お色気ムンムンでスタイルが抜群の美女がありえないくらいお洒落なおうちに住んでいるのが定番だったので、もう最初から感情移入しちゃうわけですよ。

なんだかわからないうちに現場に放り込まれて一生懸命頑張っちゃうところとか、CIA内の政治的駆け引きがよくわかっていないところとか、まぁ本当に可愛いわけです。

ま、いつも任務が成功して万々歳な所ところは、その他ありがちなドラマと同じですけど。

そんなこんなありながらもアニーが優秀なエージェントに成長して、いろんな思惑に巻き込まれたり翻弄されたりしながらも、自分らしさを貫いていくっていうのが大筋の流れです。

主人公の成長に主眼を置いた、ちょっと異色のCIAもの

CIAもののドラマと言えば、とにかくストーリーの中心はその諜報活動。もちろんこのドラマも潜入調査や事件捜査といった所謂スパイ活動目白押し。

ストーリー全体を通じた謎なんかはもちろん用意されていて、それ自体も興味深いのですが、どちらかというと主人公の成長を主軸に置いているような気がします。

バリッバリの女エージェントだった女性上司の期待や、CIA内の政治的駆け引き、後方支援をしてくれる盲目のオギーとの信頼関係など、とにかく右も左も分からないひよっこが、躓いたり迷ったりしながらも、一生懸命成長する姿が描かれていて、ドキドキハラハラしながらも微笑ましい気持ちで観てしまいました。

逆に言うと、いわゆるCIAが舞台のものとはちょっと趣が違うので、諜報ものの息詰まる緊迫感や重厚感がお好みの方には向かないかも。

こっそり好きなところ

同居の姉家族には、自分の職業を隠している彼女。そんな彼女にCIAが隠れ蓑として用意した仕事は、「スミソニアン博物館の職員で美術品関係の仕事」。

それを信じている姉は、美術館の同僚や仕事のことなんかを聞いてきたりして…。

家族を騙すつもりはないけど、心配させたくなくて嘘をついてしまう自分に罪悪感を感じているアニー。そんな彼女の優しいところがとても好き。

あと、隠れ蓑が“スミソニアン博物館の職員”ってところが、すごく素敵で洒落がきいてる気がして大好きなんだけど、そんなの私だけ?

いつも違和感を感じるところ

ただ、ちょっと残念だったのが、任務の度に素敵なヒールのある靴で爆走するところかな。ルブタンで爆走するんですよ。

あんな踵の高い靴じゃ走れないと思うし、あんな華奢な靴は走ったら一発でおジャンだと思います。っていうか、どんだけお金持ちなのよ。でも素敵なんだけどね。

このドラマに似ている!ここがおすすめ!

このドラマとちょっと似ているおすすめドラマ

  • CHUCK:こちらも同じくCIAもの(と言えるか本当に微妙なところ)ながら、緊迫感や重厚感皆無の、スパイ・コメディです。カジュアルで楽しいスパイものという意味では共通点あり、かな。

このドラマのココがオススメ!

  • CIAものだけど、カジュアル感があって楽しいところがオススメ。
  • 思わず応援したくなる高感度の高いヒロインがオススメ。スパイとして活躍する姿を是非観てほしいです。