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[ボディケア]カサカサを嘆く前にとにかく毎日塗ってみた:9ヶ月間毎日欠かさずボディローションを塗ってみて気付いたこと

ボディの乾燥に真剣に取り組むなら行き着く先はやぱり…

歳とともに気になるようになったのがボディの乾燥。昔はなんにもしなくてもしっとりつるつるだったのにな。切ない。

そんなボディの乾燥対策として、今年はボディソープを替えたりといろいろやってみました。

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ちなみに、まだHADAKARA使ってますよ。いい感じです。盛夏になったら、サラサラタイプ使おうかな。

けれどよく考えてみたら、ボディの乾燥に悩んだら、普通はボディローションとかボディクリーム塗るもんじゃないかと。

じゃあなんでそんな普通のことをしないでボディの乾燥をどうにかしようとしたかというと、毎日塗るの面倒だから。

お風呂上がりの洗面所兼脱衣所って、夏は暑く、冬は寒い。そんな環境下で服を着る前に私にできることと言えば、顔のスキンケアぐらいだけですよ。そう思っていました。

けれど、定番の解決方法に取り組まずしてボディの乾燥について語っちゃいかんな、と反省しボディローションを塗ることを決意したのが8月の終わり。

それから毎晩お風呂上がりにボディローションを塗り始め、気づけばもう9ヶ月間毎晩塗り続けてみて、気付いたことなどあれこれを私なりにまとめてみました。

ボディローションを毎日塗り続けるための工夫

ボディローションを毎日塗り続けるだなんて絶対に無理だと思っていたので、さてどんな工夫をすれば毎日塗り続けられるかな、と一生懸命考えまして。

毎日塗り続けるためのポジティブな要因としては、効果があることだけど、これは塗り続けたあとにやってくるもの。

なので、続けるために自分の背中を教えてくれるもの、もしくは逃げ腰になりがちな自分を励ましてくれるものは何かな、と考えてみたところ、毎日塗るときに感じる面倒くささやストレスといったネガディブ要因を取り除くことかなと。

ボディローションを選ぼう

実はいままでボディローションやボディクリームを購入したことは多々あったのですが、結局「塗る」という行為を継続することが出来ませんでした。その理由をいろいろと考えてみると、最終的にはクリームやローションをちゃんと選ばなかったから、の一言に尽きる、という結論に達しまして。

なので、今回は気合を入れて選ぶために、私なりの“求める条件”をきちんと整理しました。

お手頃価格

今回の取り組みでめでたく習慣化された場合、これから死ぬまで一生ボディローションを塗り続ける可能性もあるわけです。というか、加齢に伴いますます水分が失われる肌の潤いを保つために習慣化したいわけですから、無理なく買い続けられる、手に入れやすくお手頃な価格帯のものを選びたいですよね。

手に入れやすさ

それに、購入しやすいものであることも絶対条件。

ローションないから塗れないや、という口実を作らないためにも、わざわざ遠くまで行かないと買えないようなものはパス。

実店舗ならよく立ち寄るスーパーやドラッグストア、それ以外なら送料を気にせず買えるプライム会員のAmazonで取り扱っていることは絶対条件です。

香りが穏やか

せっかくお風呂に入ってすっきりとしたので、あまりに強い香りは塗りたくない気分。というより、強い香りが苦手なんですよね。

一瞬嗅ぐにはいいのですが、自分の体という表面積の大きいもの全体から香る、それも毎日、と考えると強い香りのものは厳しいかなーと。なので、香りがほのかで穏やかなものか無香料のものが嬉しい。

塗りやすいテクスチュア

毎日塗るわけですから、伸びのよく、肌に塗り広げやすいテクスチュアであることが大事。

そういう意味では、クリームよりローションタイプが希望。

オイルタイプも塗り広げやすいけど。塗り終わった手のべたつきや、床が滑りやすくなったりといった後始末の面倒さを考えるとアウトでした。

取り扱いやすい容器

お風呂上がりなので、容器を掴む手は濡れているし、表面積が大きい体に塗り広げるために何度もローションを手に取るとなると手が滑る可能性があるので、ガラスではなくプラスチックの容器が希望。ガラスの容器は捨てるのも面倒だし。

また、ジャーやポンプ、チューブタイプよりも、パチンとはねあげるかたちで蓋が外せて、蓋が容器から完全にはなれず、逆さにしてボトルをギュッと押して中身を出せるタイプが一番楽ちん。

ヌルつかない適度な潤い

しっかりと肌を潤わせてほしいですが、翌日の入浴時に肌を濡らしたときにヌルつく感じは正直苦手。

なので、適度な保湿力で肌残りがないタイプが希望。

ボディローション選びの結論

というわけで、選んだのがニベア マシュマロケアボディミルク ヒーリングシトラスの香り。

香りの強めなニベアシリーズの中でも爽やかなシトラスの香りがあまり残りません。

美容オイル配合のため、クリーミーというよりはするすると伸びて馴染む感じのテクスチュアでひんやりした感触。

汗ばむ季節はいいけど本格的に寒くなったらどうかな、と思って他のタイプも試したのですが、これが一番私の肌と合っているようなので、継続して使っています。オイルが入っているせいか、馴染むのが早くもっちり潤うというよりツルンと潤う感じです。

ボディローションを選びに選びぬいた結果

ここまでこだわってローションを選んだ結果か、めでたくお風呂上がりのボディローションを毎晩塗り続けることができました。

面倒くさがり屋の私も、やればできるんです。ちょっと嬉しい。

というわけで、毎晩ボディローションを塗り続けたことで得られた結果も整理します。

ボディローションを9ヶ月間塗り続けた結果

ボディの乾燥が劇的に改善

脛や腕、腰回りなどのカサカサガサガサ乾燥ゾーンが一切乾燥せず、つるつるピカピカに。

デスクワークが多く常に体重がかかるため皮膚が厚い感触になりがちなお尻や太股の付け根も、潤うことで手が吸い付くような肌触りになりました。

角質ケアが不要に

角質が厚くカサカサしやすい肘膝踵に踝まで毎日せっせと塗り込んでいたら、角質のガサガサもなくなり、足裏がフワフワに。

スクラブなどの角質ケアをする必要がなくなりました。

関節の可動域や柔軟性が向上

背中にローションを塗り広げるために、肩を回して腕を背後に伸ばすうちに、左右の肩関節の可動域が違うことが分かりました。なのでローションを塗るついでに、狭いと感じる方法を意識的に伸ばす用意していたら、肩甲骨周りが左右均等に動くようになりました。もちろん、可動域も随分広がりました。

それに加えて、足首や脹脛の裏に塗り広げるために前屈を日々繰り返していたら、こちらも随分柔らかくなりました。これは嬉しい。

ボディローションを塗ることが毎日の習慣になりました

9ヶ月間も塗り続けていると、もうお風呂上がりの一連の動作の中にボディローションを塗る行為がしっかり組み込まれてしまい、スキンケアを終えると無意識にボディローションのボトルに手が伸びます。習慣化成功ですね。無理なく続けられてよかった。

以前は“ボディローションを塗る”=“女子力高い”みたいな特別な行為だという認識でしたが、塗り続けてみると肌が潤っているとかさつきによるかゆみもないし、見た目も良いし、乾燥が気になる人は絶対に塗った方がいいと思いました。

この冬は、ボディソープを替え、ボディローションを塗る以外にもいろいろと取り組んだおかげで、ほぼボディの乾燥を感じることなく過ごすことが出来ました。

そこら辺もしっかり振り返って、一つ歳を重ねた次の冬に備えたいな。