ライフハック

[生活の工夫]緑のある暮らし、始めました:まずは大振りな枝ものに挑戦

憧れの始まりは結婚記念日の花束

昨年冬の結婚記念日に、夫が小さな花束を買ってきてくれました。とても嬉しくて、いそいそと花瓶代わりのカラフェに活けては愛でておりました。

そしてこの春の夫の人事異動では、職場の皆さんから花束を頂きました。とても可愛らしく、こちらもカラフェに活けては愛でておりました。

その時感じたのが、「花のある暮らしっていいな」ってこと。

我が家は、生花や観葉植物はもちろんフェイクグリーンや造花すらない家です。生花や観葉植物はちゃんと世話する自信がないから。そしてフェイクグリーンや造花は、オシャレに飾る自信がないから。

けれど、突然やってきたお花はとても可愛らしく、家の雰囲気を変えてくれました。

最後は枯れてしまいましたが、水揚げをしたり器を変えたり、長さに応じて活け方を工夫するなど、なんだかんだで頑張ってお世話することも出来たように思います。

枯れて片付けてしまって以降もなんとなく花があったときのことを思い返すことが多く、とうとう「花のある生活」に憧れてチャレンジしたいと思うまでに。

花のある生活から緑のある生活へ

そんな感じで心が決まった頃、季節はもう春。我が家はとても日当たりが良いので、これからの季節はリビングが温室状態になることも。そんな状態では、ただでさえ持たせるのが難しい生花など、楽しむことは難しいでしょう。

お花以外に活けられるものはないか、と考えて思いついたのが枝もの。緑の葉をつける枝のものなら、きっと生花より持ちもいいはず。そう思いたち、涼しい季節になるまでは「緑のある生活」に挑戦しようと方針転換しました。

緑のある生活への下準備

で、早速お花屋さんに赴き「大振りな枝ものを活けたい」と伝えたところ、「花瓶はありますか?」と。

正直なところ我が家ではワイン用のカラフェを花瓶の代用として使っていましたので、緑のある生活スタートにあたっては、お花屋さんで花瓶を買うつもりでいました。

大振りな枝ものを活けるには、それなりの高さと重さのあるフラワーベースでないと安定感がなく危ないのだそう。そして、そういうものは、販売用としてはそのお店で取り扱ってないそうです。

というわけで、その時欲しいと思った枝ものが活けてあったお店の花瓶のサイズを測り、ほぼ同じサイズのものをネットで購入。

お花屋さんの店頭で同じ大きさのものを見てから購入したにもかかわらず、自宅に届いてみるとかなりの大きさ。花瓶じゃなくて傘立てですよってくらいの大きさで、現物を見た夫も怪訝顔。

ちょっと大きすぎちゃったかな、と思いました。が、先日伺ったお花やさんで可愛らしい白い花がついた枝ものを3本購入して活けてみたところ、いい感じ。大ぶりの枝ものには、やっぱりこれくらいのサイズが必要かもしれない。

緑のある生活、始まりました

こうして始まった緑のある生活ですが、とても素敵。

部屋の端の方にドドンっと置いているわけですが、ふと目にとまり、穏やかな気持ちにさせてくれます。お花は可愛らしいし、緑は目に優しい。

さっそく別のお花屋さんで枝ものを買い足してしまいました。枝ぶりそのものに表情があるので、センスが無い私が花瓶に放り込むだけでも、それなりに様になるのも嬉しい。

もうそろそろドウダンツツジが入荷するようなので、今の枝ものが終わり頃には、もっと大振りな枝ものに挑戦する予定です。ドウダンツツジはかなり長持ちするらしいので、お世話頑張りつつう楽しみたい。

「花のある生活」から「緑のある生活」に方向転換しましたが、憧れの生活を自分の意思で始めることが出来ました。自分の憧れや理想を自分の手で実現できるって最高の贅沢。楽しみつつ続けていこうと思います。