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[料理の工夫]調味料は容器で選ぶのがマイルール:液体調味料は出したい分だけ握って出すタイプのボトルにこだわって選んでいます。

皆さんは調味料を何で選んでいますか。

値段、入手のしやすさ、味、原材料などなど、こだわりポイントは沢山ありますよね。私の場合、調味料は容器で選んでいます。なぜなら、ずぼらでおっちょこちょいな私にとって、調味料の容器は、料理の味付けだけではなく、料理のやる気を左右するものだか。

今回は私が愛用している液体調味料と、容器へのこだわりをご紹介したいと思います。

容器にこだわるようになった理由

始まりは、食卓に欠かせないお醤油でした

日本人の食卓に欠かせないお醤油。料理の味付けのポイントとなりますから、調理中はもちろん、食卓に登ることも多いですよね。実家では、大きな1Lのペットボトルで購入し、調理用と食卓用の二種類の醤油入れに詰め替えられていました。

煮物などの比較的お醤油を多く使う料理の場合は1Lのペットボトルから、隠し味などには調理用の醤油入れから、醤油をかけていました。そして、お刺身や冷奴を食べるときは、家族のそれぞれが食卓用の醤油差しから、お醤油を掛けたり皿に取ったりしていました。

そんな家庭で育った私も一人暮らしを始め、流石に1Lのペットボトルでは買いませんでしたが、500MLのペットボトルに入ったお醤油を買い、醤油差しに詰め替えて使っておりました。

醤油差しに詰め替えてみたのはいいけれど

が、まず間に合わせで買った醤油差しが良くなかった。切れが悪く液垂れがして、机やキッチンをよく汚していました。あと、キッチンで慣れない料理の味付けでバタバタして、醤油差しを倒してこぼすこともよく合った。

また、詰め替えるたびに醤油差しを洗うのも面倒。

そして、醤油差しが空だったときは500MLのペットボトルを鍋の上で傾けて、勢いよくドボドボっと注いでしまい、味付けどころの騒ぎじゃない状況にしてしまうことも。

ただでさえ初心者が義務感でやっている料理ですから、こういうことがあると、すぐに気持ちがぷっつり切れちゃうんですよ。「もう嫌だ」ってなるわけ。特に我が家では、私の料理中、夫はソファで楽しそうにテレビを観ていることがほとんどなので、即プッツンきて夫に八つ当たり、よくない空気が食卓に漂うわけです。良くない良くない。

卓上専用のお醤油を買ってみたら

そんな私は、キッコーマンから“いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ卓上ボトル”が発売されたとき、これだ!と思って飛びつきました。

卓上の醤油差しの詰替えから開放される上に、最後の一滴まで鮮度を保ったきれいな色のお醤油が使えるなんて素晴らしい。そして、蓋もあるし、出し口も特殊な構造なので、うっかり倒しても、ドボドボドボと流れ出ることなく、被害を最小限に食い止められる!素晴らいい!と感動に打ち震えたものです。

贅沢に調理にも使ってみたら最高に便利

そんな感じて卓上のお醤油はこの製品に切り替えたのですが、やはり単価が高いので、調理用のお醤油は500MLのペットボトルで購入し続けていました。

が、ある日、500MLのお醤油を切らしているのを忘れていたため、野菜炒めの味付けに、泣く泣くお高い“いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ卓上ボトル”を使ってみたら、あら便利。

ギュッと押した分しか出ないから、微妙な味付けもラクラクだし、倒してもドバっと行かない安心感。

これは、もしかして…すごく便利だしということで、単価の高さには目をつぶり、卓上タイプではない450mlのタイプを購入して、調理用として使い始めました。

結局狭い我が家でキッチンで使うか食卓で使うかなのだから、卓上と調理用を分けずに450mlタイプに1本化して管理を楽に。

そして、徐々に広がる「やわらか密封ボトル」ラインナップ展開に従い、普通のお醤油に加え、薄口醤油、だし醤油、みりん、つゆ、白だし、ポン酢までこちらに乗り換えてしまいました。

すごく便利なので、このタイプの容器に入っていることを優先的に選んで使っています。お酢もこのタイプが出てくれるとすごく嬉しいんだけどな。

容器で選んで良かったこと

詰め替えることから開放された

やはりお刺身を食べるために小皿にお醤油をとるのには、500mlのペットボトルタイプのお醤油は大きすぎて面倒です。そして、野菜炒めにちゃちゃっと味付けするときに、500mlのペットボトルを傾けるのは、出しすぎ危険!

そうなるとお醤油差しなどの便利な容器に詰め替える事が必要になりますが、そうすると、詰め替えるたびに容器を洗ったりと、細々とした作業が増えてしまいます。

けれど、詰め替えなくても便利な容器に最初から入った製品を選ぶことで、詰替えに伴う細々とした作業から完全に開放されます。使い終わったら捨てて、新しいものの封を切るだけ。

生まれてこの方ずっとお醤油差しに移し替えて使ってきた実家の母も、私のすすめでこちらのお醤油を使うようになり、あまりの便利さに詰替えをやめてしまいました。

容器がもったいない、という考え方もあるかもしれませんが、便利ってそれを上回る有り難さだな、と実感しています。

調理に専念できるので、料理が楽になった

押した分だけしか出ない容器だから、野菜炒めにちゃちゃっと味付けするときに「ドバっと出さないように、そーっと」と気をつけて容器を傾ける必要もありません。

慌ただしくあれこれ調理しているときにも、「お醤油の容器って危なっかしい場所においてないよね」なんて気をつける必要もありません。もちろん誤って倒すことのない場所に置きますが、うっかり手があたって倒してしまっても、少量ピュッと飛び出すだけだもの。

ただでさえ一杯一杯の精神状態で取り組んでいる料理ですから、“気をつけなきゃいけないこと”が減って調理に専念できるのはすごくありがたい。

おかげさまで、料理に対して感じるハードルの高さが少し低くなって、気楽に日々の料理に取り組めるようになったと思っています。

他の調味料も容器で選んでみようかな

日々よく使うお醤油から始まった、“”調味料を容器で選んでみよう”の取り組みですが、なんとメジャーな液体調味料を容器で選んで重宝するようになる、という結果に落ち着きました。

ということは、他のタイプの調味料にも、容器で選んでみる価値があるかもしれない!

というわけで、他の調味料についても、いろいろと見直してしてみています。

本来ならば味や原料から選ぶことが多い調味料ですが、実家では料理上手の母が市販の一般的な調味料でとびきり美味しいご飯を作ってくれていたので、容器で選ぶことにそこまで疑問はありませんでした。

まだまだ料理に苦手意識や面倒くささを感じる私にとっては、また味や原料で選ぶというより、料理に対するハードルを下げてくれる“容器で選ぶ”ほうがインパクトがあるみたい。

我が家のキッチンや食卓にはまだまだ改善の余地がありそうです。自分らしく料理という家事に取り組めるように、いろいろと見直し続けていこうと思います。

みなさんも一度調味料の容器について見直してみてはいかがでしょうか。調味料の容器が変わると調理にすごく便利ですよ!