
海外ドラマ好きのNOJOMINが絶賛視聴中のドラマについて、ご紹介します。
この記事を読んでくださった方にもぜひ興味を持っていただき、あわよくば観てほしい!という思いを込めて記事を書いています。
なるべくネタバレしないように気をつけて紹介していますが、「観るまでストーリーは一切知りたくない」方はご覧になりませんようお願いします。
Contents
お洒落なクラブオーナーで元地獄の番人悪魔らしい
久しぶりに軽いコメディタッチのドラマが観たいと思って手に取ったLUCIFFER。
所謂ヴァンパイアものが鬼門な私にとっては、悪魔が主人公のこのドラマはかなりの賭けだったのですが、案外スルッと楽しめました。
L.A.の高級クラブLUX のオーナーであるルシファー・モーニングスター(すごいお名前ですね)は、実は地獄の番人である堕天使、つまり悪魔。
地獄での生活に飽き、父からの命に背いて人間界に逃亡し、天使の街ロサンゼルスで楽しい人間生活を謳歌中。特技は、目を見つめることで人の心に眠る本当の欲望を語らせること。
そんな彼がひょんなことから殺人事件現場に居合わせ、そこに美人刑事クロエがやってくる。不死身故にその時間を持て余して退屈気味だった彼は、事件解決に興味津々。捜査に首を突っ込もうとしては、クロエに煙たがられるルシファー。
けれど、彼のその特技が捜査に役立ったり何だりで、なんだかんだで顧問の座に収まり、クロエと様々な事件の捜査に携わっていきます。
悪魔が捜査協力とはこれまた新しい
海外ドラマあるあるであるところの「○○が捜査協力」っていうのにはかなりのパターンが有りますが、「悪魔が捜査協力」とは新しい。
「目を見つめることで、相手に自分の心の奥底にある欲望を語らせることができる」っていうのは便利な能力ですね。確かに捜査には役立ちそう。けれど、「問いかけに対し嘘をつかせない」能力でないので、事件解決に直結しないところがちょっと惜しい。
そしてなんと、その能力は、クロエやその他一部の人間はなぜか効かないみたい。なぜ効く人間と効かない人間がいるのか。
その上、ななんと、悪魔であるがゆえに不死身で怪我すらしないはずなのに、クロエのそばにいると怪我はするわ血が流れるわ、その能力が失われるみたい。
要約すると、クロエが側にいると不死身ではなくなり、クロエが側にいてもその他の人間には欲望を語らせることができるけど、クロエには欲望を語らせることが出来ない。なぜクロエと一緒にいるとこんなことが起きてしまうのか。
観たことある人がたくさん登場
海外ドラマを山ほど観てきた私にとっては、主役以外にちらほら出てくる様々な登場人物に扮する俳優が、他に出ていた作品を思い出すのもちょっとした趣味の一つ。
でも、このドラマは思い出す必要がないくらい有名どころに登場した俳優がたくさん出演しています。
クロエ・デッカーを演じるローレン・ジャーマンは、シカゴファイアのシェイ。
ルシファーの精神科医リンダ・マーティンを演じるレイチェル・ハリスはSUITSのシーラ・ザス。ルシファーの兄アメナディエルを演じるD・B・ウッドサイドもSUITや24に出てたよね。
知っている俳優さんが沢山出ていて、とても嬉しい!
コメディタッチの捜査モノ
正直なところ、事件も特に凝った感じのところもなく、登場人物設定も含め、コメディタッチで気軽に楽しめるとことがいいところ。
次シーズンからは、地獄に幽閉されていたはずなのにルシファー不在の間に脱獄(地獄を脱出だから、まさに脱獄)した彼らの母が登場するようですし、ますます楽しい感じになるのではないかな。
重い感じのドラマが多い中、気分転換にさっくり楽しめるところが結構気に入りました。
このドラマに似ている!ココがおすすめ!
このドラマのココがオススメ!
「悪魔が捜査協力」するという異色さながらも、ちょっとコメディタッチなところもある楽しいドラマです。
事件も1話完結型ですし、シーズンを通しての謎もそこまで重く後引く感じではないので、とにかく気軽に楽しめるとことがおすすめポイント。
このドラマとちょっと似ているおすすめドラマ!
- 私はラブ・リーガル:コメディタッチで楽しめると言えばこのドラマ。ちょっとミュージカル風でありながらも、ミュージカルものが大の苦手な私も楽しめました。ルシファーとは正反対で、こちらには天使が登場するところがポイント。天使でありながらも人間として人間生活をエンジョイしているのが共通ポイント。原題である“Drop Dead Diva”の語呂というかリズム感が秀逸で大好き。