
先週末、5ヶ月ぶりの歯科検診で歯医者さんに行って、PMTCを受けてきました。今回も虫歯もなく、磨き方も問題なしと褒められた!また5ヶ月後の予約を入れて、無事終了。
正直、歯医者さんは苦手です。行かないで済むのなら、一生行きたくないかな。
とは言え、歯も口腔内も年々衰えていくわけです。自前の歯で美味しくご飯を食べ続けるために、頑張って定期的に通っています。
Contents
歯科医院に定期的に通うことになったきっかけ
キャラメルを食べたら詰め物が外れた事件
今の家に引っ越して来てしばらくした頃かしら、キャラメルを食べたらガリッという異音が口の中で響きました。
洗面所に駆け込んで異音の原因を探したところ、キャラメルに白くて小さな塊がくっついていました。そう、わざわざセラミックで入れた詰め物が、キャラメルにくっついて外れてしまったのです。
こうなったら歯医者さんに行くしかないよね、ってことで涙目になりながらいちばん家から近い小洒落た歯医者さんに電話。緊急事態ということで、なんとか割り込みで診察して頂けることになりました。
診察室で恐怖のあの椅子にお尻を載せ、怯えつつ待っていた私の目の前に登場したのは、爽やかなイケメン先生。このイケメン先生曰く、「キャラメルで詰め物が外れる」というのはよくあることらしい。そう聞いたときから、私はキャラメルを食べるのをやめました。
ちなみに、「井村屋のあずきバーをかんで歯が割れる」事件もそれなりに発生するんですって。
なんだかんだで歯科治療には時間がかかる
外れてしまったところに新しくセラミックを詰めていただき、あとはずっと放置していたいくつかのちっちゃな虫歯を治療してもらいました。これが、型をとったり、仮の詰め物をしたりと、結構時間がかかるんですよね。なんだかんだで結構通った記憶があります。
金属を詰めたので大口開けて笑ったときに見えるのが気になっていた箇所も取り替えてもらおうか相談したところ、「詰め物もその周りの歯も全く問題ない。詰め替えれば一回り大きく削ることになるので、当分今のままで行きましょう」と言われました。
が、結構気になってるんだよね。あれから3年以上が経ちますが、先生、やっぱりまだ気になります。詰め替えないほうがいいかもう一度相談したいなあ。
歯の健康のために努力をするよう言われる
それはそうと、治療を終えた先生から言われたのが、「せっかく矯正もしていて、今回綺麗にセラミックも入れたし、歯周病もなし。なので、歯磨きをしっかり頑張っていきましょう。」という一言。これが心に刺さりました。
そうなんです、私、高校生の時健康な歯を4本も抜いて矯正したんです。その後、歯並びを保つために、まだ生えてきていない親知らずも4本、口腔外科で抜きました。
結構歯にお金と手間暇掛けていただいたんですよね、親に。それを虫歯にしちゃって本当に申し訳ないな、と。
そして何より、一生健康で美味しいご飯を食べるためにも、歯を大事にしなくては。というわけで、心を入れ替えて歯磨きをすることにしました。
歯の健康を保つために
歯磨きのコツをプロに教わる
まず、正直に先生に正しい歯磨きの仕方を尋ねるとこと、歯科衛生士さんが詳しく教えてくださるとのこと。
治療終わりのカウンセリングで言われたことは、よく泡立ってしまうペーストタイプの歯磨き粉より、ジェルや液体の歯磨きを使うほうがしっかり磨けてよいことや、歯磨き終わりのフロスはマストであることなど、いろいろ教えて下さいました。
ちなみに、それ以降は液体歯磨きを使ってしっかり磨き、必ずフロスをしています。
PMTCを受けることにする
その上で、最初は3ヶ月に1回のサイクルで、PMTCを受けることになりました。
PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略。歯科衛生士さんに特別な器具を使って、日々の歯磨きでは取り除けない汚れや歯垢を取り除いていただく治療です。残念ながら、保険外。でもかなりみっちりクリーニングしてもらえます。
また、あの歯垢を染める赤い試薬を使って、自分の磨き残しやすいポイントを明確にした上で、上手な歯ブラシ使いはもちろんのこと、磨きすぎているポイントについて丁寧に指導してくださいます。
最初の1年は3ヶ月サイクルで一番長いコースのPMTCを受けました。その後は、問題なく磨けているので、サイクルは長く、PMTCのコースも短くすることを勧められ、現在では、5ヶ月に1回、1時間のPMTCを受けています。
受診のたびに虫歯と歯周病のチェックを受けていますが、ずっと問題なし!
なので、イケメン先生にお口の中を診察して頂く機会はありません。年1回のレントゲン撮影のときくらいしかお話できない。残念。
私の秘密のチャームポイント
ちなみに、私は上の奥歯の更に奥、歯茎の中に1本だけ過剰歯があるんです。
現在の位置では歯並びに影響がないため、抜かないままにしています。
イケメン先生曰く、将来的に医療が進んだときに、失った歯の代わりに使うなどの可能性も秘めているとのこと。歯並びに問題なく健康で問題なさそうなので、温存しておきましょう、と言われています。
実は、誰も知らないチャームポイントとして結構気に入っています。
やっぱり歯医者は苦手だけど、歯の健康のためには通わざるを得ない
残念ながら祖父の強靭な歯は私には遺伝せず
ちなみに、私の母方の祖父は、もうかなりの高齢ですが、全て自前の歯で元気に過ごしています。若い頃から現在に至るまで歯磨きなんか大してしておらず、塩でぺぺペっと磨いて終わりなんですって。すごく強靭で健康な歯を持っている人もいるんですね。
とはいえ、そんな人は本当に稀。父方の祖父のには一男三女がいますが、この強靭な歯を遺伝で受け継いだのは一人のみ。孫に当たる私も、この特性は受け継いでいないでしょう。
そんな凡人の私の歯の健康のためには、毎日きちんと歯磨きをして、そして定期的に歯医者に通って検診を受けるのが一番いいのだと思います。
歯が変わると食べ物の味がかわるらしい
あと、実家の父は少し前に部分的にブリッジを入れたのですが、食べ物の味が変わってしまったと、それはそれは嘆いていました。歯は楽しい食生活にも重要なんですね。
というわけで、これからも真面目に歯磨きをして、やっぱり歯医者は苦手ですが、定期的に検診に通おうと思います。
イケメン先生は好きなんだけど、治療にならないとほとんどお喋りできず。悲しいけれど、仕方なし。年1回のレントゲン撮影でお会い出来るのを楽しみ、これからも歯医者さん通いをしようと思います。