ライフハック

思ったより簡単便利で迅速でした:Amazonで初めて返品をしてみたので、手順を紹介します。

私はかなり初期からAmazonを利用しています。初回利用は大学院生時代で、研究のために必要な書籍や洋書を購入した記憶があります。

ちなみに、もちろんサービス開始直後からのプライム会員ですよ。

書籍や電化製品はもちろん日用品や生活雑貨、食品までAmazonで購入してきた私ですが、これまで初期不良品に当たったことはなく、返品は未経験でした。

が、今回はじめて満足できない製品に遭遇し、返品をしてみました。迷ったり悩んだりしつつの返品でしたが、満足行く結果になりましたので、手順を簡単にご紹介します。

返品に至る経緯

商品購入の目的

私は料理のレシピ検索にはクックパッドを利用しています。

実際に調理をするときは、マグネットがくっつくIHコンロ前の壁にレシピブックホルダーをつけてそこにiPadを置き、クックパッドアプリでレシピを表示させています。
ちなみに、クックパッドアプリは画面の自動ロック対象外なので、画面に触れていなくても常にレシピ画面が表示されるところが本当に気に入っています。

現在利用しているレシピブックホルダーに、大きな不満があったわけではありません。が、もともとの用途はレシピ本を載せるものであったため、iPadを載せると、ホルダーの一部が画面にかかり、ディスプレイキーボードがちょっと使いにくかったのです。

ですので、今回はiPad専用のマグネットホルダーを導入してより快適に使いたい、と思って購入しました。

届いた商品の問題

これまで使っていたホルダーがブルーなのに対し、今回買ったホルダーはホワイト。見た目もスッキリして気に入りました。

早速ホルダーにiPadを載せてみたところ、なんだか安定感が悪い。

私がレシピを見るときは、材料と調理手順の両方を見やすく表示するため、横置きで使用しています。横置きでiPadを載せると、マグネットの強さのばらつきのためか、どんどん斜めに傾きます。まず載せたときに、ズズッと斜めに。そのあと徐々に斜め角度が激しくなっていき、最終的にiPadが角から落ちてしまいます。

しょうがないので縦置きに置くと、一応まっすぐ保持してくれます。しかし、徐々にズルズルと下がってきて、最終的にキッチン天板に着陸してしまいます。着地までの所要時間約4分程度。

ちなみに私が利用しているのは第四世代iPad。通常はケースを付けています。そのせいで耐荷重オーバーなのではないかと思いケースを外してトライしましたが、同じ結果でした。

返品を決意

見た目は気に入っているのですが、マグネットが弱すぎてホルダーとしての用途を満たしません。

自分でマグネットを付け足すことも考えましたが、商品名や対応機種欄に「iPad」と記載されているのにその用途を満たさないのは、購入者というよりは出品者やメーカー側の過失でしょうと思い、返品したいと考えました。

返品に関する情報収集

返品可能かどうか情報収集

まさか返品するとは思っていなかったので、付属品は取ってありましたが、商品パッケージは捨ててしまいました。なので、返品可能か不安でありました。

ですので、まずはAmazonのページで返品可能が確認。詳細はこちらから。

返品条件の該当具合

返品期限は30日。それ以降は返金額が20%減額になります。

私の場合は30日以内でしたので、返品は可能なようです。

今回、私の主観では商品そのものに問題があると思いますが、その反面初期不良ではないと思いますので、購入者都合になる可能性がある事を認識しました。

その場合、未使用未開封かそうではないかで返金率が異なります。今回は開封済みかつパッケージを廃棄していましたので、この時点で50%の返金となることを覚悟しました。

また、返品理由が購入者都合の場合、送料も購入者負担のようです。

2000円程度の製品で購入額の半額返金かつ送料自己負担…いくら手元に返ってくるのだろうか、と一瞬返品を諦めようかと思いました。

が、名前に偽りありの商品なのだから、返金が少額であっても、返品自体をしたいと思い、処理を続けました。

返品手続き

Amazonサイトでの申込み

まずは注文履歴で購入品を表示し、「商品を返品」ボタンを押します。

その後、出てきた画面で返品理由を選択します。

今回の私の場合は、「性能や品質が良くない」か「サイト上の説明と違った」の両方に該当するため迷いましたが、前者を選択しました。その上で、具体的な理由の自由記述欄に、上で述べた内容についてできるだけ詳細に状況を記載しました。

その後は、画面表示に従い、返品用ラベルと手順方法を印刷します。プリンターが利用できない環境にある方向けの指示もありますので、該当するかたはそちらに従ってください。

商品の梱包

私は製品のパッケージを捨ててしまいましたので、本体と付属品を手持ちのプチプチで梱包しました。またAmazonから配送されたときの梱包も破棄してしまいましたので、自前で用意。

梱包済みの製品と、印刷した返品ラベルから返品受付IDの記載された部分を切り取って封筒に入れて封をしました。

その上で、印刷した返品ラベルから、返送先住所が記載された箇所を切り取って、封筒の表面に貼り付け。

これにて返品荷物の準備はOK。

返送手続き

次は返送作業になります。

上にも書いたとおり、返品金額に不安があったため追加費用を支払いたくなかったこと、そもそも販売側負担で返品させてもらいたいと思っていたことから、返品手順を記載したページから「着払い」を選択し、日本郵便に集荷依頼を実施しました。

Amazonのリンクから着払いを指定したためか、届け先印字済・依頼主情報手書き済のゆうパック伝票を持って回収に来てくださいました。

ですので、梱包済みの商品を手渡し、控えを受け取って終了。ものの3秒で受け渡し完了です。

返金手続き

「返金のご確認」メールが届く

翌日の午後にはAmazonから「返金のご確認」というメールが届きました。

自己都合返品・開封済みかつパッケージ破棄済み・着払いという悪条件での返品だったので、返金額がいくらになるのか戦々恐々としながらメールを開封したところ、なんと購入金額全額の返金となっていました。

やった。諦めなくてよかった。

返金時期

私はクレジットカードで購入しましたので、1〜3日程度で当該クレジットカード経由で返金されました。

振り返ってみて

返品するか迷ったり、手続きをしたり、梱包したりと手間隙かかりましたが、全額返金いただき、私としては大変満足する結果となりました。

ただ、私は自宅にある梱包材を使って梱包しましたし、自宅にプリンターはないのですが、プリントアウトできる環境(今回はコンビニプリントを使いました)が身近にあったので、比較的スムーズに処理を進められました。

けれど、そういう資材や環境がない方にはハードルが高いですよね。

反省点

商品を購入した場合には、速やかに開封して利用し、品質を確認すること。また、実際に使って確認できるまで、パッケージは捨てるべきではないと思いました。

再発防止のために

今回は、商品タイトルに「iPad」と記載があるにも関わらず、使えない商品であったことがそもそもの原因だと思います。

マグネットでの利用のため、私の利用環境(コンロ前の壁)との相性もあるのかもしれませんが、メーカーには名称を変えていただきたいと切実に思いました。

私のような状態に陥る方を少しでも減らすために、「マグネット利用に際しては、その用途を満たさなかった」というレビューを投稿しておきました。

Amazonユーザーの皆様の商品選択の一助になればと思います。

やっぱりAmazonは親切ね

とはいえ、サイトの指示をキチンと読んで従えば、ちゃんと返品できました。今回は全額返金頂きましたし、大変満足しました。

通販サイトの利用に際しては、返品条件の確認も重要だな、と認識した一件でした。