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私が職場の飲み会に行かなくなった理由
トレーニングを始めてから、職場の同僚や親しい人たちと飲みに行くことがなくなりました。
職場においても人付き合いは重要だし、その一環としての飲み会で飲んだり騒いだりすることは、正直嫌いではありません。
にもかかわらずそれらと距離をおくようのなったのは、トレーニングの効果をより得たいからとかそういうことではなく、純粋にジムに行く時間を捻出するために必要だったから。
私の通うジムは営業時間の制約あり
私が通っているのは、最寄り駅の駅ビルに入っているチェーン展開しているジム。残念なことに、24時間営業ではありません。
もちろん24時間営業のジムも通える範囲で3箇所はあるのですが、立地やメニュー、私のやりたいトレーニング内容などから、営業時間に制限ががあるものの、現在通っているジムが一番自分にとって通いやすくトレーニングしやすいと判断して契約しています。
営業時間は基本的には10時から23時まで。そのため、平日トレーニングをするには、仕事を終えてジムに行くしかチャンスはありません。
そして、仕事終わりにジムに行く時間を捻出するためには、今までその時間帯にやっていた活動をあきらめる必要があるわけです。
というわけで、ジム通いを継続していくためには、仕事終わりにやっていたあらゆる活動を見直して生活に必須な活動は残した上で、トレーニングより優先順位が低い活動を思い切って切り捨てなければならなくなりました。
さて、何を切り捨てるのか
夫と一緒にご飯は食べたいし、海外ドラマも観たい。ゆっくりオフロに入ってリラックスタイムを過ごしたいし、部屋が散らかっていれば、夜家事だってちょっとはしておきたい。
たまにはウインドウショッピングしたいし、職場の飲み会にだって顔を出したい。
学生時代の友人とご飯を食べたり、気になるイベントを覗いてみたりだってしてみたい。
夫婦二人の暮らしのため、これまでは、仕事終わりもかなり自由気ままに過ごしてきました。
けれど、あれもこれもと言っていては、ジム通いの時間が捻出できない。
さてどうするか。
「もうこれからはしない」と決めることは必要なのか
そもそも、「そんなのその都度考えて決めればいいじゃない」と思うかもしれません。実は私も最初はそう思っていました。
決めたってなかなか週3回は捻出できない
でも、そうすると、結局週3回もジム通いの時間を捻出できないんですよ。正直、今でも週2回くらいが限度です。
私は、その場その場で考えると、これまでの習慣に流されて「ジムに行くより優先」って判断しがちってことなんです。
その状況を理解した上で、できるだけMAX値の週3回のジム通いを実現させるために、「もうこれはしない」って言うことを決めて自分の退路を断つわけです。
その都度決めるのは自由なようで結構ストレス
そして、「毎回状況に応じて判断する」って結構疲れる。
“決断疲れ”という言葉があったり、“人間が一日にできる決断の回数には限りがある”なんて言われていますしね。
これらの言葉に従い、様々な生活の場面で、決断ルールを決める、選択肢を狭める、スケジュールを固定化する、などの方法を取ったことで、かなり日々の生活が快適になったという実績があります。
なので、今回もその方法を踏襲し、ジムに行く回数を増やすために、手っ取り早く「仕事終わりの時間の使い方に関する決断ルール」を決めてしまいました。
仕事終わりの時間の使い方に関する決断ルール
「毎週月曜日はトレーニングをする」、「仕事終わりは職場の飲み会に行かない」、「平日はウインドウショッピングに行かない」の3つ。
これは絶対的なルールとして決めています。
月曜日はトレーニングをする
今はパーソナルトレーニングをこの時間に当てており、トレーナーを毎週予約しています。
もちろん、トレーナーさんの都合やジムの閉館日との兼ね合いでずれることはありますが、これで週1回は確実にトレーニングができています。
家族旅行などの重要なイベントの場合は、流石に調整してトレーニングの曜日をずらします。
トレーニングをスキップするのは、私の体調不良の場合だけ。なので、月曜日の体調管理は特に念入りに。
なお、辛くて楽しいパーソナルトレーニングを月曜日に入れることで、サザエさん症候群およびブルーマンデー症候群といわれる「週明け月曜日がすごく憂鬱」というのは、完全に払拭されました。
毎週月曜日が待ち遠しく楽しみで仕方ない。
ちなみに月曜日については、「ジムに行けない体調なら、会社にも行かなくていい」ルールも適用しています。ふふふ。
職場の飲み会には行かない
そもそも裏方仕事なので、お客様都合やプロジェクト都合の飲み会というものは殆どありません。
けれどそれでも、新年会に忘年会、キックオフミーティング、そしてお偉方の意向で開催される食事会などの準公式イベントの他に、チームや仲間内の飲み会など、実に様々なイベントが開催されるのですが、全て不参加を貫いています。
就業時間以外は私の個人的な自由時間。なので、基本的にそれらのイベントは、私にとってはトレーニングより優先順位が下、と決めました。
もちろん、すごくお世話になった、単なる同僚の枠を超えた方の送別会などは、別枠扱いにはしています。
平日はウインドウショッピングに行かない
今日は○○を買う、という明確なゴールのない買い物には、平日は行きません。
そういうのは、休日に時間を捻出していけばいいものとしました。
なので、仕事終わりにお店に立ちよるのは、明確な購買目的があるときのみ。つまり事前に「〇〇を買う」と決めている場合だけなので、無駄なお買い物や衝動買いがほとんどなくなりました。
ルールを設けてどう変わったのか
ジムに通う頻度が上がりました
飲み会とウインドウショッピングを辞めたって、ジム通いに当てられる時間がさほど増えるとは思いません。そもそも、飲み会もウインドウショッピングも、そんなに頻繁に行っていたわけもないし。
けれど、実際には、ジムに通う時間は劇的に増えたんです。
それはなぜか。
「仕事終わりにジムに通うために、生活をわざわざ変えている」という意識が私の中に根付いたから。
目的をより強く意識することができるようになったおかげで、「ジムに行くか、○○するかどっちにするか」とジム通いと天秤にかけて判断する機会においても、「ジム通い」を選択する頻度がかなり上がりました。
職場の人間関係は…微妙なかんじ
職場の飲み会に行かなくなって、付き合いが悪くなったと思われているでしょうし、具体的にそのように言われたこともありました。
仕事上特に問題は発生していませんが、それなりに疎遠になっているのでしょう。
飲み会を断るようになった当初はそれでもお誘いいただいていたのですが、今ではすっかり「職場の飲み会には来ない人」として認識され、もうお声も掛かりません。
それはそれで寂しい気もしますが、仕方ないものだと諦めて受け入れています。
このルールをこのまま続けると思う
けれどやっぱり私はトレーニングを一生続けたいと思っているので、そう言う意味では、トレーニングの時間を捻出するために、何かを諦めることは仕方のないことだと思っています。
1日24時間を使って自分らしく生きていくためには、より優先順位の低いものを諦めるしかないのです。
トレーニングするための時間をどう捻出するか、から始まったルール作りですが、自分の中で、「なんとなく漫然と流されてすぎるより、目的意識を持って時間を使っていきたい。」と強く意識させられる結果となりました。
そして、この考えは、これ以降の私の生活の中で、より顕著に現れるようになっています。
そういう意味では、「トレーニングが変えてくれたこと」は私の中ですごく大きいのかもしれない。そう実感しています。