40代からのアダパレンニキビ治療記録1:とりあえず標準治療から

アダパレンゲルと漢方薬

23年末にひどい肌荒れに見舞われたため、久しぶりに皮膚科の扉を叩きました。皮膚科の薬のおかげで肌荒れは落ち着いたのですが、その際にこれまで気になっていたことを一気に相談。その気になっていたことの中の一つが、思春期の頃からのそれはそれは長いお付き合いであるところのニキビ。

顔全体にできるわけではありませんが、生理周期やストレスフルな生活などであごにボッコリ大きなブツができるので、なんとかならないかな、と。美容皮膚科も併設しているタイプの病院なので、レーザーとかでサクッときれいに治ったりしないかな、と思った私に対する先生のお答えは、「ではまず標準治療からためしていきましょう」でした。

正直なところ、お金はかかってもレーザーとかでサクッと短時間で治療してもらえる方がありがたいのでその旨お伝えしたのですが、「今はかなり効果的な標準治療があるので、まずはそれからやりましょう。それが効かなければ保険外の方法も検討しましょうね。」となりました。「副作用はあるもののしっかりとした効果が認められている治療です。1年くらいかけてやりますけど、しっかり取り組みましょうね。」とほほえみながら言われたことで、40代の私の、アダパレンゲルを使ったニキビ治療が開始となりました。

そんなこんなで診察も終わったので処方箋を受け取ってお支払い…かと思いきや、別室で看護師さんに薬の使い方や副作用、今後の治療のおおまかな経過見込みなどを、薄い冊子を渡されつつがっつり説明されました(写真にも写っている冊子です)。なんでこんな大ごとに?と思ったのですが、よくよく説明を聞いてみると、なかなかに副作用があるらしく、残念ながら途中で治療断念・中止してしまう方もそれなりにいるみたいです。なので、事前にきちんとそこら辺を説明して、しっかり納得&安心してもらって治療を開始するということだそう。

その後、お支払いを済ませて処方箋を受け取り、調剤薬局へ。処方箋に記載されていた薬名はディフェイリンゲル 0.1%。実際に薬局では、ジェネリックであるところのアダパレンゲル 0.1%が渡されました。同時に、飲み薬として漢方の桂枝茯苓丸薏苡仁(ケイシブクリョウガンヨクイニン)も処方されています。処方されるお薬を説明される際に、ニキビ治療だとよくいただくビタミン剤がなかったので、処方されないのか?と先生に質問したところ、「ニキビ治療では、ビタミン剤は推奨されていないので処方しません」という回答でした。

そして、治療開始から4ヶ月ほど経過した今現在、標準治療であるところのアダパレンゲルを使ったニキビ治療がよかったのかはまだわかりません。と言いますのも、一部効果が出てきたところもありますが、ニキビはやはりできますし、不快な副作用にも悩まされている状態でもあるから、です。特に副作用についてはなかなかのもので、事前にしっかり説明は受けていましたが、途中で断念する人が多いのも納得できるものでした。ですが、皮膚科医の世界で認められている標準治療ですので、副作用の様子を見つつも可能な限り、少なくとも1年はきちんと取り組んでみたいと思っています。もしそれでダメだったら、他の方法も検討してもらおう。

そして、40代でこの治療に取り組むとどんな感じなのか、記録を残しておきたいと思います。

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