[中編]大腸内視鏡検査&日帰り手術のお話

桃
目次

これまでのあらすじ

人間ドックの結果で“要精密検査”となり、紹介状持参で消化器外科の診察を受け、トントン拍子で大腸内視鏡検査と、+αで抱えていたお尻のお悩み解決の日帰手術を受けることになった経緯は、【前編】で書いたとおり。

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今回は、初診後の説明で聞くだけで脂汗が滲んだ大腸内視鏡検査前準備の実践および検査のことを書きたいと思います。

大腸内視鏡検査の準備

前日の食事は検査食:とにかくお腹が空きました

【前編】にも書いたとおり、検査食+マグコロールP の組み合わせを選んだ私。ということで、前日は朝・昼・晩の3回検査食を食べることになりました。

なお、箱には朝・昼・晩の献立例が示されていますが、食べる順番は入れ替えOK。「お好きな順に召し上がって下さい」と言われましたが、どの順番で頂いてもお腹が空きます。ですが、私の個人的な満腹度合いは、箱に記載さているメニューの朝<昼<晩の順だったので、特にこだわりがなければこの順のとおりに食べることをオススメします。

検査食ってこんな感じ&食べ方のおすすめ

検査食は、とにかく量が少なくて味が控えめ。全体的に柔らかく、具が小さく切られていているので咀嚼回数も少なくなり、すぐ食べ終わってしまう上にすぐお腹が空きます。けれど、翌朝の下剤の苦しみを軽減するためには仕方なし。なお、レンチンで簡単に食べられるところと、自分で献立を考えなくて良いところはやはり便利。

けれど、普通のカレースプーンなどで食べると、量が少ないので本当にあっという間に食べ終わってします。量や味が変えられないならせめて食べ方の工夫を、ということで、私は小さなティースプーンで食べてみました。というか、朝食は普通のカレースプーンで食べてみたところ本当にすぐに終わってしまったので、ティースプーンを使ったのは昼食と夕食ですけど。

一度に口に運ぶ量が少なくなるのでスプーンを口に運ぶ回数も多くなるし、少量をゆっくり食べることになるので、多少の満足感の向上につながったように思います。検査食を食べるかたは是非小さめのスプーンを使ってみて下さい。

前日の夜には下剤を飲む:ちょっとお腹が痛かったかも

私は翌日11時半からの検査でしたので、前日の夕食は20時まで。そして21時には錠剤の下剤(プルゼニド)を4錠飲みました。

効きやすい人は4錠飲むと夜中3時くらいからトイレに起きることになる場合もあるそうで、そういう人は2錠でも良いと言われました。けれど、そもそも今まで下剤を飲んだことがないので効きやすいかどうか分からず、処方の4錠を飲みきりました。

1時間くらいしてから、なんとなくうっすらとお腹が痛いような…痛くないような…くらいの違和感はありましたが、特に不都合はなく、朝までしっかり眠れました。

当日の朝は下剤を2L:事前準備万端で臨みましたよ

そして当日の朝は下剤2Lコースです。体験談では「飲むのがとにかく大変だった」とあったので、いろいろ調べて準備しました。用意したのは下記の3つ。使い方はこれからご紹介します。

  • 冷蔵庫で冷やした2Lのミネラルウォーター
  • プラスチックカップ(400mlぐらいのサイズ)
  • 先が曲がるタイプのストロー

マグコロールPを1.8L飲み切る

私の選択したマグコロールPは、大きなプラスチックバッグに粉末の下剤が入っていて、そこに1.8Lの水を注いで溶かし、コップに200ml注いで10分かけて飲むもの。1800ml÷200ml×10分なので、トータルで90分コースとなります。もちろん、効き具合によっては早めに切り上がる人もいるようですが、私は全量をしっかり飲みきりました。

冷たい水で粉末を溶かして、味を紛らわせましょう

マグコロールPは比較的味がいいほうであると言われていますし、私個人としても、ポカリスエットのような味だと思いました。が、やはり美味しいものではないですし、その上のどが渇いていなくても飲まなくていけないので、より飲みやすいよう、冷蔵庫で冷やした2Lのミネラルウォーターで溶かしました。

また、飲む合間もできるだけ冷蔵庫で冷やし続けたほうがよいでしょう。最初は冷たさのおかげて味を感じずに飲めていたのですが、徐々にぬるくなってくると、微妙な甘みがもったりと喉に引っかかるように感じてきたので、慌てて冷蔵庫に入れて冷やしました。

先の曲がるストローを使って、呼吸するように飲み続けましょう

また、一度に一気に200ml飲むのではなく、10分かけてちびちびだらだらと200ml飲むのも地味に辛かった。毎回コップを傾けるのは面倒なので、小分けに注いだカップに先の曲がるストローをさし、そのストローをぐいっっと曲げて常に口にくわえて、テレビを見ながらちびちび飲むのが楽だと思います。

透明プラカップで、飲んだ量を常に確認しましょう

また、今どれくらい飲んだのかを把握するには、いちいち上から覗き込まなくてもよい透明のカップが便利。また粉末を説いた下剤の入ったバッグは扱いにくいので、なるべく大きなサイズのカップのほうが注ぐときにこぼさず安心です。

私は朝の情報番組をハシゴしつつ、ソファーでゴロゴロしながらのみたかったので、ガラスではなくプラスチックのカップを使用しました。

なお、この下剤の途中に、腸内の泡を消すガスコンという錠剤を2錠飲みました。

とにかく頻繁にトイレに駆け込む

そして人生初の下剤の効果が現れると…頻繁にトイレに駆け込むことになります。起き抜けに冷たい下剤を200mlも飲んだので、初回は下剤の効果というより冷たい水分の効果でおトイレに呼ばれた感じ。その後はあまり便意もなく過ごしてきたのですは、4回目(800ml)を飲みきったあたりから、急におトイレが頻繁に。

おトイレのドアは使用中以外は常時開放

すぐに駆け込めるように、トイレのドアは常に開けっ放し。もちろん使用中は閉めましたよ。平日だったので夫は会社に行っていましたが、これで夫が在宅だったらちょっと厳しかったかも、というくらい頻繁かつ緊急にトイレに飛び込みました。下剤使用時には、家族が不在のときがおすすめですね。

前日に3食しっかり消化の良い検査食を食べたので、固形のものはほとんど出ず水分中心。下剤で腸が空っぽになった場合の例が記載された用紙を渡され、透明な水分のみという理想的な便の状態が3回繰り返されるようになったら下剤を飲むのをやめてもいいと言われましたが、よく分からなかったので全部飲みました。

下剤の効果は徐々に落ち着くので不安がらないように

で、飲み終わって1時間位はとにかく頻繁にトイレに駆け込んでいました。トイレ何回行ったんだろう。流石に粘膜がヒリヒリ痛くなってきてきました。いつになった終わるんだろう…このままだと病院行けないよ…と不安に思いましたが、飲み終えて1時間半くらいで落ち着きました。

全部出しきったらお腹がぺったんこになるんだと思ってたけど、大して変わらなかったよ。

病院で検査の事前準備:紙パンツを履く方向をくれぐれもお間違えのないように

予約時間どおり病院に向かい、受付を済ませてから着替えとなりました。

検査用の紙パンツを履き、ガウンに着替えます。紙パンツは、「穴が空いているほうを後ろに」と指示されます。これ間違えたら悲劇だな、と思ったので3回ほど確かめて履きました。

そして鎮静剤に備えて血圧と酸素濃度を測定し、鎮静剤を入れるための針を通します。どちらの腕がいいですか?、肘裏と手首とどちらがいいですか?と聞かれましたが、正直点滴もしたことないのですべておまかせ。金属ではない柔らかい針が通され、固定されて終わり。点滴の針を腕にぶら下げながら、待合室でしばしリラックス。

とうとう検査本番:ぼんやりしていたらあっという間に終わっていました

とうとう検査室に呼ばれ、ベッドの上に横になります。私は待合室が冷房がきいていたので靴下を履いていたのですが、検査時に青い色素を使う場合があり汚れる可能性があるので、脱ぐように言われました。その後検査台に乗り、横向きに。酸素濃度計を指先に付けたあと、その後は看護師さんと談笑しつつ、検査を待ちます。

酸素濃度計は酸素濃度の他に脈拍も取れるらしく、「初めてなのに緊張されてなくていいですね」と言われました。が、この病院はとても対応が良くて検査に使う器具なども一切視界に入らないように準備されていたので、あんまり緊張しませんでした。そして、私の中では下剤の1.8Lが検査の山場だと思っていたので、もうどうにでもなれの心境ですよ。

その後準備が整ったようで、腕に通していた針を通じて鎮静剤が入ります。すぐに視界がぼんやりしてきて、あっという間に前後不覚に。検査が終わって声をかけられると、ぱっと目覚め、それなりに覚醒状態が良かったので、そのまま隣の小部屋に移り検査結果を伝えられました。

検査結果通知:大腸内には問題なし。ということは諸悪の根源はアレだな。

検査結果は、問題なし。大腸の映像をサササッと見せられましたが、つるんとしていて特に何もありませんでした。なので、事前に靴下を脱ぐことになったキッカケの青い薬の使用も、ポリープの切除もなし。

ということは、人間ドックで引っかかった便潜血は、おそらく痔か肛門ポリープのせい。先日の内診で存在確認はしましたが、こちらも内視鏡にしっかり写っておりました。恥ずかしい。

どちらも軽度なものなので、痔は注射、肛門ポリープは切除となりました。なお、肛門ポリープは癌化しないものだそうですが、排便時のトラブルにより切れて大量出血することがあるので、きれいに取りましょうとのことでした。

回復室にてしばし休憩

その後、回復室のソファに横になってしばらくして、しっかりと覚醒したら血圧と酸素濃度を計測し、終了。その後、次回の手術の事前説明を受けて精算、帰宅となりました。

日帰り手術の事前説明

事前準備は座薬のみ:大腸内視鏡に比べて楽チン

またあの検査食&下剤1.8L再びか…と覚悟していたら、渡されたのは座薬2錠(要冷蔵)。事前の食事制限もなく、手術の4時間前までに食事を摂り、3時間前に座薬を入れておトイレを済ませるようにとのこと。すでに1回やっているから次も上手にできると覚悟を決めていたので、拍子抜け。

けれど、一部切除もあるので、術後のあれこれは検査の比ではなく。傷口にはガーゼを当てて、2-3時間で交換すること、ガーゼを湿ったままにしないこと、2-3日後に傷の確認をしに来る必要があること、などを告げられます。

それはそれで怖いけど、下剤がないのはやっぱり嬉しい。

お会計

で、お会計ですが、検査費は保険3割負担で6,000〜7,000円。あと、紙パンツ代210円が自費でした。なんだかくすっときました。

なお、事前にポリープなどが見つかり組織切除をしたり検査に出すことになった場合は、最大30,000円程度かかるので現金でお持ち下さい、と伝えられていました。カード支払い不可の病院だからなのですが、高額な治療費になる場合にはこういうふうに伝えてもらえると安心ですよね。

ちなみに、次回の日帰り手術でも30,000円程度現金でお持ち下さい、と伝えられました。

帰宅

鎮静剤を使用したので、買い物等寄り道せずに、自転車や自動車は運転せず、公共交通機関を使って帰宅するように伝えられます。また、食事はとって構わないが、まずは水を一杯飲んでみて、問題なく嚥下できることを確認してから、と言われました。また、お腹が張っているときは、意識してガスを出しましょうとも言われましたが、私は全く平気でした。

なにより、お腹が空きましたよ!

お腹が空いて仕方なかった上に自分で作る気がしなかったので、コンビニに寄って帰りました。禁止されていたい寄り道!というわけで、検査後の食事についても、事前に準備すべきでしたと反省。

大腸内視鏡検査を終えて

消化器外科を受診してからお尻の悩みの方にばかり気を取られていましたが、よく考えてみれば内視鏡検査でポリープや腫瘍が見つかる可能性もあったんですよね。検査後の結果通知でようやくその事実に思い至るとともに、“問題なし”でホッとしました。

なお、40歳の節目検診の人間ドックで大腸内視鏡検査を再び受けることになることを伝えた上で、「やはり胃カメラと同じように、毎年大腸内視鏡検査も受けたほうがいいのか?」と聞いたところ、「この状態であれば、3年に1回程度受ければいいです。あとは、毎年検便を提出して、今回のように要精密検査になったら必ず受けてね。」と伝えられました。

下剤体験はそう何度もしたいものではありませんが、3年に1回くらいなら我慢できるかな。

そして次回は痔の日帰り手術になります。事前準備は大腸内視鏡検査に及ばないものの、一部小規模ながら切除があるので、術後のケアが大変そう。ですが、長年のお悩みともこれで決別。

続きは【後編】で。

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